なぜ多くの会社は「仲介」より「買取」を優先するのか?

多くの不動産会社は自分たちの利益を最優先に考えているため「仲介」よりも「買取」を望みます。理由は「仲介」だと国が定める法律(宅地建物取引業法)で利益が決められてしまうからです。

例)相場1000万円の土地を「仲介」で取り引きをすると、不動産会社は最大でも72万円の利益になります。「買取」で取り引きをする場合、相場の8割くらいになるため、800万円で買い取った土地を1000万円で売ります。そうすると利益は200万円になります。また「仲介」の方が売却技術が必要になってきます。売り主と買い主の意向を調整して、お互いが納得できるように取り計らわなくてはならず、結婚でいう「仲人」のようなものです。「買取」は買って売るという行動になるため、相場が分かっていれば簡単です。ですので売り主に対して巧みな話術で、なるべく安く買い取り利益幅を大きくするわけです。

※以上の理由で多くの不動産会社は「買取」を優先しておりますが、私たち不動産福岡は「仲介」を優先しております。その理由が以下になります。

1. 在庫を抱えずリスクを抑える

不動産会社にとって「買取」をする際の一番のリスクは売れなかった時です。銀行から借り入れをして買い取る事が多いため、買い取った不動産が売れなければ返済額が大きくなります。

2. 土地で利益を上げなくても建築で利益が上がる

もちろん、私たちも株式会社として成長しなければならず、利益を上げていかなければなりません。そこで私たちは利益を上げるところを不動産だけに求めず、グループの建築会社と合わせる事で相乗効果を高めて利益の確保を可能にします。売りにくい土地でも住宅プランを一緒にお客様に提案することによって、お客様がイメージできて購入に至る事がよくあります。私たちとしては「手間」は通常よりも掛かりますが、この「手間」が掛かる事によって仕事が完了した時の喜びは一入です。

3. 「企業は社会の公器」という考えなので、売主様・買主様・弊社全員にとってよい取引をしたい

私たちも「買取」での取り引きをする事はありますが、「急いでいる方」や「名義人が多くて取り引きが煩雑になる」などの特殊なケース以外はほとんど「仲介」での取り引きになります。全体の取り引きの90%以上は「仲介」です。アドバイスとして、目安1ケ月以上の時間の猶予がある方は「仲介」で取り引きをしたほうが高く売れます。

仲介 買取
メリット 買取よりも手取額が多くなる すぐに現金化が可能でスピードが早い
様々な意見や感想を聞きながら売る事ができるため、売主側の考えやペースで売却できる 周りに知られずに売却が可能
スケジュールをゆっくり考えることが可能で、売却不動産に住みながら売却活動ができる 仲介手数料が不要で手間があまり掛からない
デメリット 売却するまで買取よりも時間が掛かる 相場の60%~80%くらいになり手取額が仲介よりも安くなる
仲介手数料が掛かる(売却価格1000万円の場合36万円(税別)) 相場の60%~80%くらいになり手取額が仲介よりも安くなる