不動産査定で失敗しやすいこと

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不動産売却というのは、一般的に一生で1、2回経験する程度ですので分からないことだらけです。同様に不動産査定も利用頻度としては非常に少ないことでしょう。慣れないことには失敗はつきものです。

ここでは不動産査定における失敗しやすいこと、誤解しやすいことについてご説明しますので、これから不動産査定を依頼されるにあたり、うまく活用してみてください。

査定の依頼先によるトラブル

査定における失敗しやすいこと、それはダントツで査定の依頼先におけるトラブルです。

不動産売買という専門分野において、査定を依頼されるであろう不動産会社は、いわば専門家です。専門家が「白です」といったら、「白だ」と認識してしまうことでしょう。不動産会社が悪質な業者であった場合、損をしてしまったり、不要な費用を請求されてしまったりと嫌な思いをされることになります。

その不動産会社が信頼できるかどうかは、最終的に自身で見極めなければなりませんが、不動産会社を選ぶにあたってのポイントはありますので詳しくは別の記事をご参考にして下さい。

便利な一括査定サイトの安易な利用 

ほとんどの一括査定サイトが一度に最大6社まで依頼をすることができ、不動産会社の登録数や一括で複数の不動産会社に依頼できることをウリにしています。利用された経験がある方はご存知かもしれませんが、依頼をした数分後に各社から一斉に連絡が来ます。そして利用者の方でよくお話しされていたのが、6社依頼しても面倒になって結局1社か2社程度しか連絡を取っていないということです。中には、頻繁に連絡が続いて対応に困っているといった声もありました。

複数の不動産会社に依頼をして比較検討することは大切です。しかし、依頼する不動産会社を調べ、一社一社の対応から吟味できるよう工夫しましょう。また、一括査定サイトに登録されている業者が全て優良な業者だけとは限りませんし、逆に優良な業者が登録されていないこともありますので、一括査定サイトをご利用される際は十分にご注意ください。

机上査定・簡易査定だけで売り値を決めてしまう

机上査定や簡易査定という査定方法は、現地を見ずに査定をするので依頼側も不動産会社側も非常に楽な査定方法です。

現地の確認などが無いので精度の低い査定報告になりますのでこれを元に売値を決めるのは間違いです。ではどういった時に利用するかというと、売却そのものを検討する時にとりあえず金額規模を知る程度が妥当です。たとえば、お盆や正月に親族で集まった席で「あそこの土地いまこれくらいで取引されているらしいよ。」などの話のネタにはなるでしょう。売却の意思を固めましたら、しっかりと訪問査定や詳細査定という査定方法で依頼をし物件の価値基準を決めるようにしましょう。

査定の目的が合致していない

当サイトは不動産会社が運営しており、当サイトを通じてご依頼いただく査定というのは、売却を見据えた査定となります。ここまで読んでいただいた方の中でもし離婚調停による財産額の鑑定資料が必要な方、相続した際のおおよその金額感を知っておきたいという方がいらっしゃましたら、残念ながら当サイトではなく、最寄りの不動産鑑定士をお探しになることをおすすめします。

売却を見据えた不動産査定は無料なので広く活用されますが、裁判などでの立証資料としては説得力がありません。また、相続税の為などであれば少しでも安く査定額を見積もってもらいたいでしょう。しかし、売却用の査定の場合、市場の動向に合わせての変動も含まれていたり、周辺の状況などで少しでも魅力となる部分を集め比較的高めに算出するよう不動産会社が努力をしてしまいます。目的にあった査定をご依頼するように心がけましょう。

不動産の査定は売却活動の第一歩となります。失敗しない売却活動につなぐことが出来るよう慎重に進めていきましょう。

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